中国足心道

2014年2月

中国足心道療術師協会より療術師の認定(第1446号)を受けました。

 

中国足心道とは、約2000年前に中国大陸で誕生した「足は人間の身体の中心である」という理論に基づいた手技療法です。


それ以前にも中国大陸には「観趾法(かんしほう)」と称して、趾(足の指先)を観て(観察して)その人の身体の弱っている所を見分けるという方法が、民衆の間で行われていました。

この、いわば“民間療法”として為されていた「観趾法」を中国の歴史上、最良の名医と語リ継がれている「華陀(かだ)」という漢方医によって、学問として体系化されたのが「足心道」です。

 

その後、1913年、米国の耳鼻科医であるウィリアム.フィッツジェラルドが、この足心道をヒントに全ての人間の神経は足とつながっていることを証明し、「足の反射区療法」という名称で世界に発表しました。

この時、世界の13ケ国がこの療法を医療としていち早く採リ入れ、現在では実に47ケ国がこの療法を実践しています。

中国足心道の最大の原理である「神経反射原理」というのは、
“正しい位置” と “深さ” と “強さ” をその病気を治すための、「反射区」という足の部分に刺激を与え、その刺激が脳に伝わることによって病気を治します。

 

人体のもつ自然治癒力、「予備能力」「再生能力」「復元能力」を最大限まで発揮できるよう、足の反射区という場所に刺激を与える事から治療はスタートします。

この三能力を発動させた後、足にある63の全反射区から、その人の持つ症状に含わせて必要な反射区を導き出して、狙い打ちで反射区への施術を行います。

 

血液循環をよくし、老廃物の排出を促し、自然治癒力を高めて行きます。

 

※反射区は神経が集まった面で、経穴(つぼ)は神経と神経が交差している一点です。

 

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